仕事の役に少し立てばいい連絡板

仕事以外にも見たこと感じたことを書き込んでいきます。

第一印象悪い人ほど3

まだまだサザエさんに負けず続いております。

 

荷物を預ける時間が締め切られ、

がっかりしていた私達でありましたが、

突然うら若きグランドスタッフが

「私に付いてきてください!」と走り出しました。

カツッカツッカツッ!とホールにヒール音が響き渡ります。

 

我々も訳が分からず後を追います。

出国検査場では、なんと別の入り口から優先で通過。

 

さらに搭乗口まで向かいます。

「あの、ゲートナンバー教えて頂ければ自分たちでダッシュしますから。」

と伝えたら

先ほどの石原さとみ蒼井優を足して3掛けたほど可愛らしいスタッフが

「いえっ!私がお連れします。ご安心ください」

と先頭を猛進します。

 

やっとこさゲートに到着するや、

「さあ、もうだいじょうぶですよ。いってらっしゃいませ。

  you have a good trip!」

ひゃ~、カッコイイ~!

 

と今度はゲート外(そこはもう外国ですから先ほどのグランドスタッフも入れません)

の男性スタッフにバトンタッチ。

 

「ご安心ください。私が責任もってお預かりします。」

トムクルーズばりの神々しいスマイルで親指を立てて挨拶してくれました。

 

いや~。ご迷惑おかけしました、ホントに。

行く前にドッと疲れてしまいました。

 

ゲートを通り搭乗となりましたら、空港内バスで移動でした。

そうか、だから少し早く荷物締め切ったんだ、

色んな事情があるから早めに来てなきゃいけないな、とまた反省。

 

バスを降り飛行機の階段の登り口に行くと

先ほどのキムタクとジュード・ロウ(知ってる?)を足して10掛けた男性スタッフが

「お荷物は私が荷室までもっていきましたので。ご安心ください。」

とわざわざ私を見つけてお知らせしてくれました。

おかげでわずかの不安も無くなりました。

 

いやはや申し訳ない思いでいっぱいの旅行になってしまいました。

 

しかし、どんな組織にも自分の仕事に誇りを持って、

お客様の為に尽くしてくれる人って、こんなにもいるもんだなと

感心してしまいました。

 

何か反省...

 

そりゃ、どこにもいますよ、怠け者は。

それでその会社を判断してはいけないな、こんなに一生懸命なスタッフもいるんだ、

誰かの失敗を追及しても仕方ありません。

彼らがその企業を支えているんだ、と。

 

しかし! 逆もあり。

もしかしたら当店も悪い印象を与えてしまった事があるかもしれません。

1回のミスで最悪のレッテルを張られてしまう恐れってあります。

もうあそこには行かない、利用しない。

こうなったら最悪。

 

でもたまたま再来店したときに最高の接客をされたら?

この店はこのスタッフは私の為にここまでしてくれるんだ...

それは最強の顧客に繋がるように思います。

もう、その企業そのスタッフのファンになってしまいます。

 

これからは、もしかしたらそんな思いで再来店するお客様も混ざっていると

肝に銘じ、最高のサービスを心掛けなきゃ。

 

お客様は常に不安を感じています。

 

初めてだけど邪険に扱われるのでは?

時間通り来るかしら?

予約をしたけれど個室だろうか?

値段に見合っているだろうか?

お部屋ってどんなスタイルだろうか?

ボリュームはどうだろうか?

お客様を連れて行くのに恥ずかしくないだろうか?

サービスは良いだろうか?

私はそこを利用する意味があるだろうか?

 

などなどを期待通りにできなかったら即嫌われます。

不安を払拭できる企業は今後も信頼されるでしょう。

 

皆さんも身に覚えありませんか?

何かあそこ変ったな、

あのスタッフは良いよね、とか

思っていたより良かったな、なんてことが。

 

もう、ホントにコロッと変わります。

実際に私がそうでした。

 

自分たちのしていることって、

実は誰かにそれなりの影響を与えています。

 

しかし仕事に慣れてしまうとそこがマヒしてしまいます。

これぐらいでいいか、誰かがやるだろう、呼ばれてから行けばいいや、とか。

 

これ、全部お客さん感じています。ホントに。

もしかしたら自分が、誰かが悪印象を与えてしまったこともあるかもしれません。

 

でも知らぬ間に挽回ってできるんです。

どんなことでも。自分の存在・行動に誇りを持てば。

不安で困っているお客様を助ける。

もしかしたら、これが接客の基本なのかもしれません。

 

皆さんがサービス業に接する時の不安は何でしょうか?

いちど考えてみるのも面白いかもしれませんね。

 

いや、待てよ。

うちの店はどうなんだ。

お客様とファーストタッチはほぼ私だ!

第一印象大丈夫かいな...

お客さん、不安だらけ!

 

皆さん、企業を代表して挽回してくださ~い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一印象が悪い人ほど。2

さてさて前回、スーパーな鉄道会社のスーパーな駅員さんのお陰で何とか出発を迎える事が出来ました。


改札口から猛ダッシュで空港カウンターへ向かい、我々の手荷物を預けるだけです。


「ふう、何とか間に合ったな。」

としばらく並んでいたら、


ooo 行き(我々の行き先)の搭乗が始まっております、

    荷物のお預かりはとっくに

     終了しております。

           お急ぎくださ〜い!」


「エッ?エッ⁈ エエ〜ッ‼️」

こればっかり...


「娘たちよ....すまん。

   今度こそダメだハムニダ...


   SHINeeのLIVEチケット

                               手に入れるよ...」


とりあえず、カウンターの女性グランドスタッフに、

「すみません、ooo 行きです。

    並んで待ってしまいました。

    スーツケースあります。」

と伝えました。


「えっ!まずは聞いてみます。

  ...  そうですか、無理ですか....」

電話の会話が虚しく響きます。

もう、これはスーツケースはコインロッカーだなと腹くくりました。


「はい!私がお届けします!!」


先ほどの超キュートで育ちが良さそうで

頭の良さそうでいい香りのするスタッフが

「さあ!行きましょう!」


と、いきなり走り出しました。


訳もわからず、

「続け〜!」


またもや続く...



第一印象が悪い人ほど。

先日といっても2ヶ月ほど前。

旅行に行った際。

 

駅から空港に○急を使いましたが、

途中で急行に乗り換えないとちょっと怪しいぞ、という時間になってしまいました。

 

そこで乗り換え駅で来た電車が混んでまして、二ヶ所に分かれて乗り込もうとしたところ、私の目の前は満員で乗れない、

すると無情にもプシュー!とドアが閉まってしまいました。

しかし中を見るとガラガラ。ドアの前だけ満員。

 

「中にお詰め下さいぐらいアナウンスしろ!クズ○急!バカ!出べそ!べーっだ!」

もう、慌てているし悪態もマックスです。

 

私と娘一人は結局さっきの普通に乗る羽目に。電車の中で、

「そういえば、去年は帰りのフライト俺ら一番最後に空港着いたよね。でも1時間以上前だったけど。職員は帰り支度してるし、1時間前なのに飛行機に乗った瞬間に飛び立ったし、なんかA○Aってやな感じ。大企業病ってやつだね。全く○急といいA○Aといい。ダメだね〜。」と文句ばっかり。

 

空港ターミナル駅に到着。

ダッシュで降り先の2人と合流。

さぁ、急ごう!とその時!

 

あれっ?バッグが無い?あれっ?あれっ?

「あ〜!電車に忘れた〜!」

「え〜っ!!」

もう全員顔面蒼白。

パスポート入ってるし、

もうフライトすぐだし、

終わった....

 

人生で最悪の出来事。

 

娘よ、悪かった...

K‐POPのコンサート

好きなだけ行っていいよ...

 

心の中で呟きながら○急の駅員さんに、

「今行った電車にカバン忘れました」 

と伝え、いくつか質問されその10分後、

 

「3階の改札に、行って下さい。

カバン確保しましたから。」

「えっ!?マジ!?」

 

急いで改札に行くといくつか確認され、

奥から

「これですね」

と、ふくよかな可愛らしい駅員さんが

ニコニコとマイバッグを持って近づいてきます。

 一瞬、何が起きているのか頭が理解できず、でしたが、

 

「す.て.き.○急さま」

 

もう、後光何てもんじゃありません。

拝みました、敬いました、抱きつきました。

本当に感謝を表現できませんでした。

 

しかし急がねば、

お礼を述べつつ、行って来ま〜す!

 

しかしまたもや、難題が...

 

続く。