たまには仕事の話。
私達は常に何人かで協力しながら働いています。
その中で非常に気を付けて避けなければならない事があります。
それは労働の重複です。
そう、複数の人間で一つの同じ仕事をすることです。
例えば
お茶を二人で淹れる。(これは言語道断)
手渡しをする。(これも)
なんかトラブルがあると集まってくる。
複数人で最後まで同じ作業をやりきる。
わかります。
人が何かをしているところに吸い寄せられてしまうのは。
しかしそこには全く生産性がありません。
手伝うのと、同じことをする、というのは別の話です。
常に頭に置いていただきたいのは、
この人がこれをしてるから私は別のこれをしよう。
手伝う場合もあくまでフォロー。
最後まで一緒にいる必要はありません。
一緒の仕事に係る場合は終わる20%辺りでどちらか手を引きます。
大人数の宴会でもそうです。
例えば20人の宴会を2人で出している時も
8割16人分出したら一人は別のことをする。
同じく8割16人分下げたら一人は身を引く。
残り少ないと取り合いのようになりませんか?
下げる、運ぶ、洗い場の補助、ドリンクを作る、別の部屋を手伝うなどなど。
どんどん別に目を向けることです。
二人で料理を最後まで出し切った。キリが良いところで終わったね。
ふー、やれやれ、さて次は何をしよう...
空いた皿でも下げましょうか。
この考える時間も勿体ない。
しかも2人で同じ作業。
1枚でも2枚でも洗い場に持って行った方が
まだ良いです。
と、そこで。
[すみませーん!レモンサワー!ハイボール!〕
ハイハイ、と2人で戻って2人で作る。
そこに〔すみませーん!お酒!ビール!ハイボール2つ!]
大量注文、二人がかりで一生懸命つくり、持っていく暇もありません。
あれっ?持っていく暇もない?なんか変。
ここでも全体の7・8割作ったら一人は持っていく。
残りはもう一人が持っていき、入口に置いてくる。
または部屋に入っても他の人が居れば、さっさと戻ってくる。
お互いに一定の距離を置いて進めます。
複数人で進めている場合、このように全て同じ事をするのは8割まで、
2割を捨てる勇気を持ってください。
区切りの良い所(全員で最後まで)までやろうと思いますでしょう。
しかし、必要以上の長居はごめんです。
最後まで一緒にやり切らないで、途中でも止めてみましょう。
複数の人間が同じ事をしている時間をいかに少なくするか、これが秘訣です。
最後の片付けもそうです。
食器下げ、掃除機、トイレ掃除などなど終わったら、
最後まで皆で同じ場所(2階も)にいる必要はありません。
もうあと少しだな(残り2割位で)と一人はさっさと下におりましょう。
一階の最後の洗い場の始末をしている頃、後の2階の人がおりてきます。
そして同時に終了。これが理想です。
マンツーマンではなくゾーンディフェンスをイメージして下さい。
同じゾーンに入らないように、又は入っても短時間。
途中で止めた方がスムーズに進む場合が多いのです。
途中で止める。
それには、ふか〜い意味もあるんです。
それは...
フウ。疲れた。
続く...