間が空いてしまいましたが続き
ドリンク作る場合も。
こっちから製氷機に氷を入れに行くのか?
氷を持ってくるのか?
製氷機の近くで作るのか?
それならグラスはどこに置いておくべきか?
複数のドリンク作る場合はグラスは何センチ間隔で置くのか?
この場所はほかの人の作業の邪魔になっていないか?
調理場も、調味料を取りに行くのか調味料を持ってくるのか?
もしかして2か所にしたほうがいいのか?
在庫の置いてある場所は適正なのか?
重要な物とそうでない物の配置は正しいのか?
器具・食器の場所は適正か?
2往復していたものを1往復にできないか?
仕込む量も1回で作るのか、2回・3回に分けるのか?
なんで毎回こんなに歩いてるんだろう?
等々、自分の行動を疑ってみると意外な発見が出てくると思います。
そうだ、もう一つ例を
見慣れた風景、一階のパントリーです。
これ、ただのグラスです。たった一個の。
でも、いま広間で宴会中となると、突如このグラスが大問題となります。
今、誰かが長手で食器を下げてきます。
長手を置きたいのにこのグラスが邪魔で、一度半分長手のせて片手でグラスどけて
やっとこさ長手が置けます。
大体広間のドリンクってこの辺りで作りますよね、
そして使わなかったグラスを何気なくチョコンと置いて部屋に向かいます。
しかし戻って来た時には長手の邪魔者で、一度ずらすという作業が発生しました。
これ、例では一個ですが本番ではもっとですよね。
何回もずらして置くという作業をしなきゃいけないんです。
長手置くだけの為に。
じゃあ、グラス使った人が最初からもっと左、長手の通り道の外に置いてたら?
置くという作業はその時のたった一回だけ、残り物をずらす作業は発生しません。
こういうシチュエーション、一日の仕事の中で何回あるんでしょう。
気を付けないと作業しながら作業を増やしている、という絶望的なコントのような状況に陥ってしまいます。
何気なく置いているものが他人や自分を苦しめている可能性があります。
食器や調理器具を何気なく置いて、次は置くとこないからこっちおいて
その次はさらに置くとこないからこっちへ、さらに...上に重ねて...
どんどん邪魔者は広がり、本当にするべき作業の邪魔者になってきます。
あ~、置くとこ無くなっちゃった~!作業場が無くなっちゃった~!
といったことになります。
そんなこと言ったって、片づけてる暇なんてないよ!
はい、わかります。
人間は拒絶・否定する生き物です。ず~っと出来ないって言うようにできています。
でも、そこは小脳(小脳はナマケモノ)に負けずに今一度見直してみてください。
片付ける前に、散らかさない広げない。
いくつものロスが積もり積もって、いま忙しくて時間がないのかも?
と発想を変えてみる。
まずはたった一個だけ。
ここに置いていいのかな?
このやり方でいいのかな?
から始まります。
あれ?この場所に変えたら超やりやすい!
そうそう、ずっとこうやったほうがいいと思ってたんだよな~。
となれば、しめたもの。
私もしょっちゅうです。
バカだな~!
なんで今まで気づかなかったんだ!
思い込みだなぁ。ばっかり。
今現在が正解とは限りません。
ふだん仕切るのは皆さんです。
やりやすい方法が思いついたらご自由にどうぞ。
何でも言ってください。
試してください。
私は管理するつもりはありません。
やって悪ければもどせばいいですし
徹底的に無駄を省いてください。
そして、余裕をもって本来やるべきことに時間を掛けましょう。(サービス)
人類に平等にあたえられた「時間」
これを生かすも殺すも自分次第です。
私は、よく皆さんに洗い物が早いと言われます。
そりゃ、大の男ですから皆さんと差がありますけど、 、洗う食器の配置、順番、両手の使い方、長手の配置、リフトから降ろすタイミング。
洗い上がった食器の置き場所、掴み方、棚に持って行く順番、タイミング。
全て最短の距離、時間を意識しています。
だから前の私より今の私の方が早い。
ですので、パッと洗ってさっさと別の大事なことして、またパッと洗うの繰り返し。
ずっと洗い場にいなくても平気になりました。
改善無しは悪です。
人間ダメになります。
結果、頭がナマケモノになります。
新しいことを受け付けなくなります。
この日本、将来頭の固い老人はどんどん見捨てられます。
自分で自分を管理しなきゃいけませんな。
気を付けよ~っと。