先日、生まれて初めて成田山に行きました。横浜から電車一本約2.5時間。
ちょっとしたプチ旅行です。
成田駅に着いたら、暑いのなんの。
少し移動するとこんなに気温が違うの?
それとも今日だけ?
しかし超ショボい駅。想像と違ってました。
静かな駅前からトボトボ歩いていると、
なんと!あちこちで蝉が鳴いてる!
いや〜、びっくり。
これも地球温暖化に違いない!
もう滅びるぞ!
なんて何でも適当に結び付けつつ、到着。
うん、やはり大きい。
中に入ると、直ぐ左手に小さい御堂が....
なんて切なく愛おしく、
かつ前向きで滑稽な看板にノックアウト。
5円玉チャリーン。
さらに進み、
いや〜、ガラガラ。
気持ちいいなあ〜。
平日休みの特権です。
本堂へ。
何か中まで入れるようなので靴を脱いで本堂の祈祷場の前へ座って涼んでいると
突然、雅楽が流れ、お坊さんが続々入ってきて、太鼓が鳴ってお経の合唱、
だんだんだんだんテンションがあがり音楽みたい。
中央でめらめらと火を焚きどんどんお札を燃やしています。汗びしょびしょ。
すると一人のお坊さんにその場にいた観衆があつまり、かばんや財布を次々と渡しています。
お坊さんはそのかばんを持って焚火に近づき何度も何度も火で炙っています。
私共も遅れてなるものかと手渡し、ボーと火に炙ってくれました。
ちょっと焼かれ過ぎで心配でしたが、何の御利益があるのか解らずじまい。
ちなみに「御護摩」というそうです。
いや~暑い暑い。退場。
園内は来年の何百年に一回(本当に?)のイベントの準備に追われているようです。
お寺さんもビジネスですね、客寄せが大変。
園内散策後、帰り道の(元)参道を歩くとシャッター通りの中に鰻屋さんがちらほら。
煙もうもうの軒先で熱々の炭火の前で何人もの職人さんが汗かいて焼いています。
どうも名物らしいので、せっかくだから寄ってみて
流暢に英語を操るお店のマダムと世間話。
お店は朝10時から17時までの営業。
ちょっと朝早いですねと聞くと、昔とは違うんですよ。結構入りますよ。
そうか、ライフスタイルは変化してるんだな、思い込みはいけないな、と反省 。
他はダメ、鰻屋だけ。暑い夏は凄いわよ~!
そして、やはり外人さんが多いようです。
成田空港の乗り継ぎの空いた時間に結構来るみたい。
外人がうな重ってちょっと意外でした。
おなか一杯の帰り道は、昔はそれは賑やかだったんですよ、という街でした。
昔は参拝客ってそんなにいたんですかね?街が賑かになるほど。
人の流れって怖いです。
藤沢はこれからどうなっていくのでしょう。
暑(熱)けりゃ暑(熱)いで儲かる所もあるもんだ、
商売はどこでも成り立つもんなんだ。
と、妙に関心をして前向きな気分になって成田を後にしましたとさ。