入口で二階のお客様がお見えになった場合何てお声を掛けますか?
一緒に上がっていける場合は
「どうぞこちらへ。」、「どうぞ、お二階です。ご案内致します。」
このあたりで問題なさそうですね。
では、一緒に上がっていけない場合は?
「どうぞ、お二階です。」これだとちょっと不安。
「どうぞ美浜です。」
って送り出されても、
お客様にしてみれば「?」
「美浜?」何のこと?
でしょう。
「どうぞお二階へ、み は ま というお部屋です。」
こんなのはどうでしょう。
二階のスタッフが「いらっしゃいませ」
と声をかけると
お客様は「みはまですって」
「みはま、みはま」なんて口にする場合があり案内がスムーズにいきます。
重ねて大事なのは部屋名をゆっくりめに伝えることです。
誰も部屋名も地名も何の情報も持っていません。
さらっと美浜と言われても「なんのこっちゃ?」と思うでしょう。
たまに予約の電話でさらっと社名や名前を
言うお客様がいます。
もう一度お願いします。
またさらっと社名、名前。
初めて聞くんだけどな。聞き取れないな、気が利かないな~。
なんて思う時があります。
自分の名前を伝えるのもゆっくり喋ります。
自分たちの常識って他人には全く関係ないんです。
見たことも聞いたことも無いんです。
私もたまに食事や買い物に行くと「?」な接客に当たる時があります。
本人は一生懸命なんだろうけど、でも、それってどうなの?
こちらには関係ない事だけど...
という時が多々あります。
きっと自分も気が付かないうちにしているんだろうな、
変なこと口に出してるんだろうな、
気を付けよう、とお客様との会話を思い出したりします。
人に物事を伝えるのって本当に難しいんです。
相手の腑に落ちないといけないんです。
ほんと仕事の慣れって恐ろしいです。
「10000円からお預かりでよろしかったでしょうか?」
こんな意味不明な日本語が定着するんですから...