仕事の役に少し立てばいい連絡板

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わびさびな2槽式洗濯機

小さい2槽式の洗濯機を購入しました。

 

使い方が分からない、という意見が多々ありましたので説明します。

 

まず洗濯槽に洗剤を入れ水をためます。

先に洗剤を入れると良く泡立ちます。

洗濯物を入れ約7~8分洗濯します。

 

終わりましたら排水し、洗濯物を仮脱水2分ほどします。

洗濯槽をサッと水洗いし、洗濯物を入れ、

再度水をため水道からホースで水を流しながら5~6分流します。

水は普通に出して構いません、ちょろちょろですと上手くすすげません。

5.6分と書きましたが、水がきれいになっていたらOKです。

水が濁っているようでしたら、もう数分回しましょう。

 

きれいになったら、洗濯物を脱水槽に入れ、3~4分脱水し終了します。

洗濯槽の水は次回の洗濯に使いますので残しておいてください。

 

以上、2槽式洗濯機の使い方でした。

しかし今回、使用方法がわからない方が多いことに驚きました。

意外と覚えていないものですね。

 

ちなみに私は、若い頃(20歳かな?)よく洗濯機を使っていました。

なぜか?

 

ジーンズを買ってきて、いい具合まで色を落とす為です。

しまいには軽石と一緒に回していました。

いまで言うビンテージ加工ですね。

 

あの頃(今もかな?)のインディゴ(藍染め)ジーンズは生地が糊付けのままで固くパリパリでした。これを自分の好みまで色落ちを楽しむんです。

洗濯は邪道!という人もいますけど、それはそれ。

もちろん洗わないジーンズも持っていましたが、これはこれで楽しみでした。

 

履いたまま風呂に入ったり、裾や脇の縫いしろをたわしでこすって棒で叩いて、こすれた感じの「あたり」(って言うんです)を付けたり。

履いたまま寝たり。

 

しかし洗濯機は藍色で染まって大変でした。

ですので毎回洗濯機を洗濯するのでした。

 

よく染め物もしました。

Tシャツ、トレーナー、靴下、ジーンズ、スニーカーなどなど。

色をなじませるために洗濯機で何回も洗い染めを繰り返し、

結果、またもや洗濯機を洗濯することになるのでした。

母が怒る怒る。

 

いや~、懐かしいなあ。

 

 しかしジーンズって、ず~っと人気ですね。

岡山のデニム通りは大変なことになっているようですね。

世界中からヴィンテージ加工のジーンズを買いに来ているそうです。

日本の製品が一番らしいです。

 

日本人特有の美意識のなせる業ではないでしょうか。

使い古しの美しさ、はかなさを「侘び寂び」と表現している日本人だから、かな。

 

秋の夜長におもちゃみたいな洗濯機使っていたら、

侘しくも寂しい気持ちになってしまいブログを書きました。

何か歳とったなあ~。