皆さんもお分かりのようにここ最近顔合わせのお席が多いですね。
リクルートやぐるなびの調査では現代では結納は少なく顔合わせが圧倒的に多いそうです。
言葉は違いますが結局は両家の結婚の契りですね。
お伝えしきれていなかったのですが、結構若いお二人で下見に来ます。
真剣に部屋を見てコースを検討しているのを見ていると必然的に応援したくなってしまいます。
両親を招待するための店
自分たちを認めてもらう店
ずーと背伸びをした店。
想像してみてください。
自分の子供が背伸びして高いお金を出して設定した大切な食事会。
いいところを見せようと奮発したところ。
微笑ましいですよ。応援しますよ。
私は必ずご両親の前でお子さんに「下見にも来ていただきありがとうございました。
お手伝いができていればなによりです。」と伝えます。
すると、ご両親はだいたい「お前たちはそこまでしたのか。」と
びっくりします。
親にしてみれば子供はいつまでたっても子供。
まさかこんなに大人になっているとは。
こんなお店を設定しているとは。
これを機会に子供の成長を実感するのかもしれませんね。
お会計の際にお疲れ様でした、ご両親も楽しそうでうらやましいです、と伝えると
どっと緊張、疲れが抜けたような表情をします。
何かいいな~。
幸せになってほしいな~。
自分の時はどうだったんだろう?
お越しのお客様を見ていると自分の両親、相手に何か申し訳なかったな。
と、いつも考えてしまいます。
みなさん。若者を応援してあげましょう。
それこそ自分の子供、または当時の自分の化身と思って。
後悔の無い満足した素敵なお店を選んだな
と思っていただくのが我々の唯一のミッションです。
これは終わりがなく果てしなくずっと続きます。
いったい何組のカップルがこの若狭で結ばれていくのか?
とても高尚な楽しみではありませんか?
ではまた。